おめでとう!佐々木選手

モリコーで応援をしているpower of dream所属のK-1ファイター佐々木洵樹選手の試合が、昨日12月13日(日)両国国技館で行われた。「K-1 world GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」に出場しK-1スーパー・バンタム級で見事初勝利を飾った!!コロナ禍の中、心が折れそうな時期もあったという佐々木選手。「皆さんもコロナ禍で大変な思いをしているのは一緒。自分が勝つことで少しでも恩返しができたらという思いで頑張りました。」と佐々木選手。応援を糧に色々なプレッシャーを押し退け勝利することができたという。同日、同じジムである武居由樹選手(Krushバンタム級王者・K-1スーパーバンタム級王者)が登場し、王者を返上すると共に、K-1から卒業をしボクシングへの転向を発表した。武居選手から、今後のK-1スーパー・バンタム級を盛り上げてくれと託された佐々木選手には更なる期待とプレッシャーが押し寄せることになるだろう。しかし、そのプレッシャーを自分の糧とし、更なる邁進を期待したい。

試合の模様はこちらをご覧ください。

(以下K-1サイト引用)

 

 

(以下K1サイトより引用)

K-1 JAPAN GROUPで無敗を誇る2人がK-1のスーパーファイトで対戦。1R、佐々木は速い踏み込みで積極的に仕掛けていき、左フックで璃明武からダウンを奪う。立ち上がった璃明武は後ろ回し蹴りを放つが力がない。依然踏み込んでくる佐々木に璃明武はカウンターの顔面ヒザを狙う。だが佐々木はガード。佐々木はラウンド終盤にもダウンを奪ったパンチと同じ軌道で左クロスを当てる。璃明武は組みつきが重なり減点1を宣告される。

2R、璃明武は右ミドル、右ローで反撃。佐々木は間合いを詰めにくくなる。しかし前に来た佐々木をやはり組んでしまいレフェリーから注意・警告を受ける。両者組んで攻防の止まる場面が多くなる。

3R、璃明武は右インローを連続ヒット。佐々木も速い踏み込みで間合いを詰める。だが接近戦では両者組んでしまい攻防が止まる。佐々木には注意、璃明武には警告が出される。最後に再び後ろ回し蹴りを放った璃明武だが不発に終わる。判定は29-27、30-26、30-26の3-0で佐々木。無敗対決を制した。

■試合後の佐々木洵樹のコメント
「(試合の感想は)はじめに璃明武選手、ありがとうございました。本当に蹴りも強くて強敵でした。勝ったことだけよかったという感じでした。(相手の印象は)後ろ回し蹴りも危ないタイミングで、何回ももらいそうになったんで。後ろ回し蹴り、すごい強かったです。

(最初にダウンを奪った感想は?)1Rにいいパンチがいいタイミングで当たって、ふつうにやってれば詰め切れたんですけど。いまもこっぴどく会長に言われて落ち込んでます。(詰めきれなかった印象?)詰めきれなかったというよりも、距離感が悪くなっちゃって。左フックの距離にできなかったというのもあるし。いろんな攻撃パターンもあったのにできなくなってしまって、ダメダメですね。

(最初のパンチは左ストレート?)たぶん、左フックだったと思います。左ストレートは警戒されてると思ったんで、あれは練習してました。狙いながら自然に出た感じでした。感触はメチャクチャありましたね。(ファンにメッセージを)今回、両国でK-1デビューして無事勝ったんですけど、このあと武居由樹くんが挨拶すると思うんですけど。由樹くんにもK-1のスーパー・バンタム級を盛り上げてくれと言われてましたけど、こんな内容じゃ何も言えないんで。ちょっとこれからまた、考え直していきたいです。本当にありがとうございました、またよろしくお願いいたします